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■Excel(エクセル)のワンポイント・レッスン! |
初級(ビギナー)のために、Excel(エクセル)のワンポイント・レッスンをしましょう!
この辺は、Excelの初級レベルと言えますので、このくらいはマスターしておきたいですね。しっかり知識を得るためには、ちゃんと本を1冊買って勉強するとか、講習に参加するとか、しっかり勉強することをオススメします
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Tips!: 編集の注意点
ここで公開している一部のソフト『ドコモの料金管理』は、ユーザの皆さんが自由に自分流のスタイルでカスタマイズして便利に使ってもらうために、プロテクト(保護ロック)をかけていません。とりあえず、使えるように・・・のマメ知識としてExcelの操作方法をご紹介します。
ここで公開しているExcelシートには、あちこちに計算式が埋め込まれ、計算用の隠し列などもあります。そのため無暗にセル構成を変更すると、計算式が崩れてしまい、正しく計算結果が得られない場合がありますので、ご注意ください。
編集の手を加える前に、万一のバックアップ用に、ファイルをコピーしておくことをオススメします。 |
問題はないだろう・・・と思われる操作をご紹介します。
- シート保護を解除する
- 列を丸ごと削除する
- 列の追加/削除の注意点
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1.
シート保護の解除する方法 |
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シート保護とは?:
Excelのシート上のセル(マス目)に数値や計算式などのデータを入力しますが、その入力した大切なデータをうっかりミスで消去してしまったり、誤操作を防ぐために、編集できないように、シートに鍵をかけてロックするための機能があります。それが「シート保護」機能です。
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シート保護がONになっている?:
「選択できないセルがある」、「下記のメッセージが出る」などの場合には、そのシートが保護(ロック)されている可能性があります。
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[シート保護]を解除するには?:
メニューの[ツール]→[保護]→[シート保護の解除]をクリックします。
※もしパスワードが設定されている場合は、「パスワード入力画面」が表示されるので、正しいパスワードを入力して解除します。
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シートの保護(ロック)が解除されました。これで、編集が可能になります。
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シート保護をONにする:
必要な作業が終了したら、うっかりミスを防ぐために、再び保護(ロック)をONにすることをオススメします。
シート保護をONにする際に、パスワードを設定することもできますが、パスワードを忘れると、シート保護の解除ができません。個人レベルで使う場合には、パスワードは設定しない方がいいかもしれません。
メニューの[ツール]→[保護]→[シートの保護...]をクリックし
、パスワードを入力せずに、そのまま[OK]ボタンをクリックします。
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2.
列を丸ごと削除する |
ここでは、不要な列を削除する方法をご紹介します。
例えば、図例で言うと、『留守番電話サービスは利用していないので、[留守番電話]の項目は不要である』
そんな場合に、その項目の列を削除するには、どうするのか?
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シート保護は解除されてる?
列や行の削除の操作も、「編集の作業」と言えます。もし、編集が不可能である場合、シート保護されていませんか?編集の開始前に、上記を参照して、「シート保護の解除」を済ませておきましょう。
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列を選択する:
まず、削除したい列を選択します。
列を選択するには、列番号の上でクリックします。ポインター(マウス矢印)が黒色の下向き矢印の状態の時にクリックしましょう!
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そのまま右クリックして[削除]:
列を選択したあと、そのままマウスの右ボタンをクリックし、サブメニューから[削除]をクリックします。
※ワンポイント!: マウスを移動して、他の位置でクリックすると、列の選択が解除されてしまう場合があるので、列を選択した直後、そのままの状態で、すぐに右クリックするのがポイントです。
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列の削除が完了しました。
1列が丸ごと消えて、右側にあった列が繰上げされていますよね?
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念のために、[小計]列の数値は正しいかサッと暗算チェックして終わり。
[小計]列:
Excelって賢いんですよ!1列が消えても、その[小計]列の計算式を自動的に修正してくれています。だから小計の計算結果にも問題なく、列を削除することができます。Excelエライ!
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シート保護をONにする:
必要な作業が終了したら、うっかりミスを防ぐために、再び保護(ロック)をONにすることをオススメします。
シート保護をONにする際に、パスワードを設定することもできますが、パスワードを忘れると、シート保護の解除ができません。個人レベルで使う場合には、パスワードは設定しない方がいいかもしれません。
メニューの[ツール]→[保護]→[シートの保護...]をクリックし
、パスワードを入力せずに、そのまま[OK]ボタンをクリックします。
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3. 列の追加/削除の注意点 |
列を追加したり、削除したりする場所にも、適切な場所/不適切な場所があります。もし、不適切な場所で操作をすると、計算式が崩れてしまい、正しい計算結果が得られません。
では、どこなら触っていいのか?もう少し詳しく解析していきましょう。
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サンプル画面では、列番号が数字になっていますが、多くの方の場合、アルファベット表示されていると思います。
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「シート保護」がONの状態では編集作業は不可能です、上記を参照して「シート保護」を解除してください。
- 計算の対象範囲をチェック!:
[小計]や[合計]など、計算式で自動算出されているセルを選択し、入力されている計算式を確認し、計算の対象となっているセル範囲を確認します。
「編集モード」にすると、計算の対象範囲が自動的に色枠で表示される(図例:青枠)ので便利です。「編集モード」にするには、「セルをダブルクリックする(図例:下部の赤枠)」、あるいは、「数式バー(図例:上部の赤枠)の中をクリックする」。誤って、計算式を書き換えてないように注意してください。
つまり、図例で言うと、[基本計]の計算の対象範囲は、「列4番」から「列13番」です。
※画像をクリックすると別ウィンドウで拡大表示します
- 列の追加や削除をする適切な範囲は?(自動修正の範囲):
[小計]や[合計]などの計算式を手動で訂正するなら、どこで列を追加しようが削除しようが問題ないのですが、初級者ビギナーにとっては計算式を訂正する作業は厄介だし面倒ですよね?そこで、次の範囲であれば、Excelが自動で計算式を修正してくれるので便利です。
・手順1でチェックした計算対象の範囲の「一番左の列」と「一番右列」を除く、真ん中の列
つまり、図例で言うと、真ん中の「列5番」から「列12番」の間であれば、列を追加したり、削除しても、[小計]列の計算が自動的に修正されので問題はありません。
※画像をクリックすると別ウィンドウで拡大表示します
- 列の追加や削除をする不適切な範囲は?(追加/削除の禁止範囲):
手順2(適切な範囲)の逆の解釈で、不適切な場所はどこでしょう?
・手順1でチェックした計算対象の範囲の「一番左の列」と「一番右の列」
つまり、図例で言うと、「列4番」と「列14番([小計])」。
※画像をクリックすると別ウィンドウで拡大表示します
- もう少し詳しく?(追加の禁止範囲):
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一番左の「列4番」の列を選択して、列を追加しても、「列14番(小計)」の計算式には自動で組み込まれません。
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一番右の「列14番(小計)」の列を選択して、列を追加しても、「列14番(小計)」の計算式には自動で組み込まれません。
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※「列13番」の列を選択して、列を追加した場合、「列14番(小計)」の計算式が自動で修正されるので問題ありません。
- もう少し詳しく?(削除の禁止範囲):
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一番左の「列4番」の列を選択して、列を削除すると、「列14番(小計)」の計算式には問題ありませんが、「行2番」のタイトル行の「基本計」の文字が消えます。
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一番右の「列14番(小計)」の列を選択して、列を削除すると、[小計]の列が消えるので、結果的に最終の[総計]がエラーになります。
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※「列13番」の列を選択して、列を削除した場合、「列14番(小計)」の計算式が自動で修正されるので問題ありません。
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