[ソフトの種類について、正しく理解してますか!?]
Do you understand Freeware/Shareware? |
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※ ここでの説明は「一般的な傾向としての目安であり、絶対的なものではありません。
個々のソフトの取り扱いに関しては、必ず個々のドキュメントを確認してください。
- フリーウェア / フリーソフト
- シェアウェア
- メールウェア
- サンプル版
- 製品差分
●フリーウェア / フリーソフト
多くのフリーソフトには、使用に制限はありません。
しかし、『著作権はあくまでも作者に帰属します』ので、作者から許可を得ていなければ、改変したり、販売したりすることはできません。
特定の再配布方法を禁止したり、再配布する場合には、作者への連絡を義務付けている場合もありますので、作者に確認しましょう。
フリーウェアとは、原則として、作者が自分自身や家族や友人のために作ったソフトを好意で公開してくれているものなので、
動作の保証はありません。仮にソフトの不具合やバグがあったとしても、作者に修正を強制することはできません。
しかし、バグなどの内容を作者に知らせあげれば、今後の改善点として見直してくれる場合もあり、作者にも喜こばれます。
利用者からのメールは、作者にとって大変、励みとなります。使っているときは「使ってます」「ありがとう」という簡単なメールでも送りましょう。
また『作者の好意で使わせてもらっている』わけですから、
バグ報告の場合でも、「お礼の言葉」や「使用した感想」などを書き添えるのが良いマナーとなっています。
●シェアウェア
シェアウェアとは、『一定の試用期間を過ぎても、さらに継続して使いたい場合は、代金の支払いをする』ソフトです。
ソフトによっては、試用期間中は機能を制限してあったり、一部の機能にロック(鍵)をかけてあり、使えなくなっていたりする場合もありますが、
代金を送金すると、パスワードやID番号などが送られてきて、それを入力することにより、全ての機能が使えるようになります。
時には、シェアウェアであっても、機能制限がナイものもありますが、試用期間が無制限で、代金を払わなくてもイイということではありません。
『義務ではないが、送金(寄付)は歓迎する』という意味で、「フリーウェア(寄付歓迎)」と解釈すると理解しやすいでしょう。
シェアウェアの場合、送金先が表記されているので、義務はなくても、「ありがとう、便利に使ってます」の感謝の意味で、
送金するのが本来のマナーと言えるでしょう。また、ハッキリ金額が明記されていない場合もありますが、金額はあなたの気持ちで♪
シェアウェアは、一般の市販商品よりもユーザーの便宜が図られている面があります。 つまり、シェアウェアという安価な価格で利用できるのも、作者のお陰。作者は[時間]と[技術]を[知恵]を費やしています。
もっと改良された高機能ソフトを提供してもらえれば、結果的にエンドユーザー(利用者)のメリットになります。
継続して使うときは、必ず代金を送金しましょう。
なお、特定の条件で優遇制度を取り入れている場合もありますので、個々のソフトや作者に確認すると良いでしょう。
送金方法は、ヘルプ画面や説明書(ReadMe.txt)などに書かれています。
作者によって違いますが、送金方法には、郵便局の現金書留、銀行振り込み、NIFTYやVectorの送金代行サービスなどがあります。振込み手数料などを考えると、送金代行サービスは手ごろなようです。クレジットカードで支払いができるものもあります。
●メールウェア
メールウェアも、自由に使用できるソフトですが、 フリーウェアと違うのは、『継続して利用するためには、作者にレポートを送る義務がある』という点です。
フリーウェアでは、メールを送ることは「マナーとして」という感覚ですが、メールウェアではレポートを送ることが【使用条件】となります。
メールウェアは、試用期間が定められている場合もあり、試用の結果、継続して使用する場合は、作者に連絡してください。
レポートは、通常、電子メールで送れば良いことになってます。
「何を書けばいいのか?」作者の要求は異なりますので、ソフトに添付されているドキュメントなどを参照してください。
多くの場合、「使用した感想」「要望や希望」「動作環境」など、「ユーザの様子やニーズを把握したい」とか、
「応援の声を聞きたい」ことが多いようです。前向きに作者に協力してあげましょう。
●(市販製品の)サンプル版
サンプル版は、市販ソフト製品のサンプルとして、「評価版」「試用版」「お試し版」と称されることもあります。
試用期間や一部の機能を制限している場合が多いですが、まれに市販品並みに十分な機能で使用できることもあります。
●(市販)製品差分
製品差分は、市販ソフト製品のバグ修正やバージョンアップなどのためのファイルで、元になる正式な製品を持っているユーザだけが使えます。
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