ドコモのPシリーズを愛用して10年になるPユーザ愛好者、かれこれ何台のPを持ったことか?
P2xx、P5xx、今回のP7xxシリーズと続いて、毎回、使い勝手が進化していて感心していたわけだが、・・・ううう・・・(ToT)、機種の使い勝手が悪くなってるよ、ショック!
■1通のメールを送り出すまで:
たしかにデコメールとかキャラ電など新しい機能がいっぱいだが、その分、編集画面が複雑になって、ボタンを押す回数が増えてるんだよね。
それは、理解している。けど、それを差し引いても、結果的に1通のメールを送り出すまでに、以前より時間がかかってる・・・ということ。これはデメリット。
■『単語の学習機能』の長押し
『単語の学習機能』はありがたいが、しかし!そのウィンドウに移動するのに「1秒以上の長押し」だと!1.5秒以上あれば、英字3文字は打てるよね。
結局イライラするから、使う頻度は下がるだろうし、丸っきり同じ文章は打つ可能性は低いので、活用できたとしても、連続で2、3単語分しか活用できない。
つまり、事実上、あまり役に立たないわけだ。せめて「長押し」操作は止めて欲しい。
■濁音・半濁音と、句読点
濁音点と句読点が同じキーに設定されていて、文章の入力時に、気を利かして(!?)、文字を判別してくれている機能。実は、これがスッゴク、ウザイ!「ぱ、ぴ、ぷ、ぺ、ポ」など、濁音の可能性がある文字だと、「濁音点」が優先して最初に登場する。しかし、「ま、み、む、め、も」など、濁音が存在しない文字だと、最初に「句読点」が登場する。そのつもりで、「わたしは、」と入力して決定すると、「私ぱ」となり、毎回訂正・・・。パソコンでもそうだが、「優先度に応じてメニューの配置を変更したり」という余計な機能は無用だと思う。習慣(慣れ)が通用しなくなるからだ。配置が変わると毎回目で追って探さないといけないから、一瞬のタイムラグが発生するから結果的に操作する手の進みが遅くなる。
■改行キーがない!
文章の新規作成には問題ないが、文章の途中を編集する時って、改行もよく使うよね?以前なら、キーのワンプッシュで改行が入れられたのに、けど、今回の機種には、改行キーの割り当てがないので、
(Callボタン長押しで改行ができました)サブメニューから『改行を入れる』を選択しないといけない。サブメニューを開き、上から2番目を選ぶ、つまり、3回のキー操作が必要なのだ。これも操作に時間がかかるデメリットの1つ。
■アルファベット(英字)入力
アルファベットも英文を打つ身になって欲しいね。英文を打つ時って、大文字より小文字の使用頻度の方が高いんだぞ。文章の書き出しは大文字でも、文章のほとんどは小文字!しかし、この機種ではデフォルトで大文字になってるから、毎回サブメニューから『小文字切り替え』を実行しないといけない、しかもご丁寧に、編集モードから確定して戻ると、そのモードも戻るから、打つたびに切り替える必要がある・・・。
■ピリオドとカンマ入力
英文で、ピリオドやカンマの登場も多い。以前のP機種には、キーの割り当てがあり、「*」や「#」キーのワンプッシュで、ピリオドやカンマが入れられた。
けど、今回の機種には、直接キーの割り当てがないので、カッコとか余計な記号が出てくる中、登場するまでにキーを7回くらい連打して、やっとカンマが出てくる。連打せねば・・・ダダダダ。(ToT) ねえねえ、開発者の君、カッコの記号より、カンマやピリオドの方が使用頻度が高いって知ってた!?
■自動電源OFF
以前までは、実は重宝して使っていた機能だが、今回のPには、自動OFFがない。使う人が少ないからニーズの低さに廃止されてしまったのか!?自動でONにする機能はある。なんでONだけなの!?そもそもFOMAはバッテリーの持ちが悪いので、なるべく節約したいのが本音。寝ている時間、深夜など不要な時間帯はOFFにしておきたい。手動でOFFにすればイイ話だが、毎日、面倒だし、忘れることが多い。
すっごくシンプルな機能だが、あった方が嬉しい。
バッテリーも一気に減るんだよね、電池マーク1個から短時間で一挙にゼロになる。だから携帯電話用の携帯用の充電器を持ち歩いてます・・・(苦笑)それが重いんだよー、これが。
■ソフトなアラーム音
アラーム音を目覚まし時計の代わりに利用していたが、このアラーム音がソフトで柔らかい音なので、気が付かないんだよね。確かに、耳には優しい柔らかい音。けど、以前のように、ちょっと心臓に響き過ぎて耳が痛い感じの方が、「時刻を知らせる」アラームととして、しっかり機能を果たしている気がする・・・。
■残念!今回の開発者って、あまり賢くないぞ!?
今回のFOMA機種の中身はN○Cの機器を搭載しているそうだ。すみません、個人的な感想も含めて・・・やっぱりね、以前から思っていたんだけど、パソコンでもそう感じてた、そのメーカーの企画&開発者って、あまり賢くないよね・・・。(苦笑)
Pシリーズでは、毎回、使い勝手の進化に感心していたわけだが、なんで急にまた他社Nとコラボレーションしたんでしょう?やっぱり企画費や開発費の問題?
近年では携帯も落ち着いたものの、当初の各社メニュー整理や配置にセンスと賢さの差が現れていて、それが上手と評判でPの人気も上がったことだとう。素直に直感的に使えるので、使い勝手が良い感触がある。
しかし、今回は、N社とのコラボ作業で、若干一部だが、メニュー内の分類に矛盾が発生している。だから、直感的に、「この辺かな」の感覚でメニューから探しても、見つからないので、あちこち探してしまうんだよね。
■メーカーの方へ■
エンドユーザって、便利なときは便利に使って、素直に馴染んで使っているので、「その便利さ」に気がつかないことが多い。
けど、逆に、「欠点や難点」というのは、日頃の使い勝手で痛感してしまう。だから、「欠点や難点」というものは、目立ってしまうんですね。
ユーザって、開発側の苦労も知らずに、勝手に意見を述べる(笑)
けど、それって、同時に「ユーザからの注目度が高くて、期待が高まっている」っていう明るい兆しです、勝手気ままなユーザの声にメゲズ、是非とも今後もさらなる活躍をお祈りしています。